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自分のこと

僕はモテル

。。。と言うと反感を買いそうであるが、実は僕のモテル範囲は、ヒジョーに限定されている。

「動物」、「子供」、「親と同世代の紳士淑女」からである。それ以外の範囲の人からはどうかというと、、、うーむ。ご想像におまかせする。

人から好かれることは、幸せなことである。それについてとやかく言うことは、贅沢この上ない。それは自分でも良く分かっているつもりだ。

だけど、いまだに上記の範囲の方々から好かれている理由が、さっぱり自分でも分からないのである。自分の中の七不思議の一つに上げたいくらいだ。「人は自分が思っている程、自分自身のことはよく分かっていない」という例の典型であろう。

こんなことを考え出したきっかけは、最近子供と遊ぶ機会が増えたからかもしれない。相手はジェフ&キャロライン夫妻の一人息子、ハイパー2歳児ジョージ君である。

僕とジェフとは親友であるため、いろいろ彼のパーティやらイベントやらに招待されることがある。当然そこでジェフの息子ジョージ君と仲良くなる機会がたくさんあった。

彼は英語の発音さえおぼつかないのに、僕の名前は覚えてくれていて、僕のことを「チンヤ、チンヤ」呼ぶ。むーん。とてもカワユイ。

しかしながら、彼にとって僕は「遊んでくれる動くぬいぐるみ」にしか写っていないようだ。笑。僕を見つけると「うっきゃー」となって超テンションあーっぷ!!!になる。

お遊びモードに突入したジョージ君は、興奮しすぎてどこを駆けずり回るか分かったものではない。見ていて危なっかしいったらありゃしない。

ジョージ君、頼むからもうちょっと落ち着いてくれ。。。_| ̄|○

ジョージ君と遊ぶときには、常にしゃがんで動きジョージ君と同じ視線で遊ぶ。「子供と遊ぶときは子供の視線に立って遊ぶこと」。そんなアドバイスをどこかで読んだ気がする。

そうしてみると、面白いことが分かった。下から見る世界はいつも僕が見ている世界とは違う。大人はいつも他の大人と何か話をしている。当然のことながら子供から大人への視線が合わない。また、大人は体型が子供に比べて大きいので、視線を遮られて遠くが見えない。

彼の表情を見ていると、彼の考えていることが手にとるように分かる。子供が大人をどう見ているかも。

ジョージ君と遊んでいる時の僕は、周りの視線や世界なんて一瞬にして関係なくなる。周りの世界が風景にしか見えなくなる。僕の頭の中にはそんなスイッチがあるらしい。そのスイッチがポチっと入ると、僕はジョージ君と同じ精神状態になる。

少なくとも「子供」から好かれる理由が、自分でなんとなく分かったような気がする。僕の中には今でも「子供の自分」が住んでいるからだろう。
by structural | 2005-03-28 11:51
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