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2人の親友

アメリカに来てはや3ヶ月。僕には2人の親友が出来た。

一人はピーターというブルガリア出身の留学生。彼は既に40代である。頭に髪は。。。あまり残っていない。母国ブルガリアには10歳になる息子がいるそうだ。(しかし離婚したそうである。)。彼との出会いはジャパンクラブの歓迎会の時である。「なんかえらい視線を感じるな」と思ってみた先に彼がいた。身長はかなりあるし、見るからに学生とは違う雰囲気をしているから、てっきり教授かなんかだと思っていた。話してみると、数学科の博士課程留学生であることが分かった。さすが数学科だけあって、「一般相対論で分からないことがあったら、いつでも聞いてくれ」と言ってくれた。一般相対論を趣味で勉強するなんて、レベルが違う。。。

彼は巨匠黒澤監督の「7人の侍」を見て日本に興味を持ったそうである。ジョージア大学で日本語の授業を取っていたけど、履修の関係で最近は日本語の授業が取れなくなってしまったと嘆いていた。確かに日本語の発音とかは勉強してきただけあって、とてもクリアだと思う。「一度は日本に行ってみたい」と言っていた。彼が実際日本に行ってどんな感想を持つか聞いてみたい気がする。ブルガリアと日本ってどんだけ離れとるんねん!って感じだけど。

ピーターとは以前一緒にアトランタ近くのストーンマウンテンに登った同士だし、最近はラムジーセンターという福岡ドーム3つ分はあろうかというスポーツ施設で、いっしょにバトミントンをしているスポーツ仲間でもある。週末の夜は大体彼とバトミントンをしている。

もう一人はジェフというアメリカ人。30代後半の彼は結婚していて既に一児の父。大学の周りにある教会の聖職者に近い仕事をしていて、大学にある協会の一つで精神的サポートするような仕事をしていると言っていた。うーむ。自分で書いていても彼の仕事がいまいち良く分かっていないので、今度また聞いてみようと思う。さすが聖職者だけあって(という言い方も変だが)、彼のような精神世界に通じている友人は僕にとっても初めてだ。多分宇宙という分野と精神世界はどこか通じるものがあるからお互い引かれたんだろう。彼は数年間日本に滞在した経験があるそうで、日本語のレベルは上級者といったところ。

ジェフは「自分の周りで宇宙を勉強している人は、シンヤが初めてだ」と言っていた。まあ、それはそうだろう。ジェフとはたまに昼飯を一緒に食べに行っている。ダウンタウンや学内のレストランはなかなか一人で入る機会も勇気もなかったのだが、ジェフに連れて行ってもらってかなり助かった。アメリカのレストランには必ず存在するチップの制度も彼に実演付きで教えてもらった。

「シンヤを通して私は宇宙のことを勉強するつもりです。」と言っていた。ジェフとの食事&会話は、僕にとってかなり英語の練習になる。なにしろ日本語で説明するのにも難しい宇宙のさまざまな質問を英語で対処しなければならないからだ。それに素人の質問の方が、自然の根本的な原理を鋭くつく質問だったりして、説明するのが大変だったりする。まあ僕としては大いにチャレンジなのだが。僕は僕でキリスト教や精神世界や典型的アメリカ人の考え方がジェフから勉強できるので、お互い有意義だったりする。ジェフとの昼飯&会話をするといつも大体2時間は使う。ちなみに今度のサンクスギビングホリデーには、ジェフの家に招待されている。アメリカの伝統的な七面鳥なんかをご馳走になる予定。感謝。

2人の友情には深く感謝している。でも正直なんで自分なんかに興味をもってくれているのか、よく分からない。ところで、ふと思う。「親友が30代後半と40代半ばの俺ってどうよ。」(ジェフ&ピーターごめん。君たちに悪意はこれっぽっちもないから。これからもよろしく)
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by structural | 2004-11-24 11:38